インビザライン矯正は痛い?
マウスピース型矯正の代表ともいえるインビザラインは、周囲に気付かれずに矯正できる、装置を自分で取り外せる、装着感が良いなど、たくさんのメリットがあります。それだけ快適に矯正できるとなると、逆にデメリットがないか心配になりますよね。とりわけインビザライン矯正に伴う痛みに関しては、気になる方も多いことでしょう。
ワイヤー矯正よりも痛みは少ない
矯正治療は、顎の骨に埋まった歯を人為的に動かす処置であるため、少なからず痛みは伴います。それはマウスピース型矯正のインビザラインも例外ではありません。ただ、インビザラインは比較的弱い力で歯を移動させることから、ワイヤー矯正ほど強い痛みを伴うことはありません。人によってはほとんど痛みを感じなかったり、不快感が生じる程度に収まったりすることも珍しくありません。
マウスピースを交換した直後は痛い?
インビザラインのマウスピースを初めて装着した直後、あるいは次のステージに交換した直後は、痛みや不快感がやや強くなる傾向にあります。ただ、数日経過すれば症状も治まってきますのでご安心ください。やはり、新しいマウスピースを装着した直後に最も強い力がかかるものなのです。
装置のよる物理的な痛みはほとんどない
ワイヤー矯正は、金属製のワイヤーとマルチブラケットを歯列の表面に設置することから、歯茎や粘膜への刺激も強くなります。ケースによっては、繰り返し口内炎を発症してしまうこともあります。その点、インビザラインのマウスピースは、歯列にフィットするような設計となっており、表面も滑らかです。厚みは0.5mm程度しかないため、歯茎や口腔粘膜に痛みを感じることもまずありません。
まとめ
このように、インビザライン矯正は治療に伴う痛みが比較的弱いです。装置による不快症状も少ないので、快適に歯並びを整えることができます。