インビザライン治療は1日どれくらい装着すべき?
インビザラインは、マウスピース型の矯正装置を装着する治療法です。従来の矯正法とは大きく異なるため、戸惑うことも多いかと思います。とくにインビザラインのマウスピースは1日どのくらい装着するのか気になっている方も多いことでしょう。そこで今回は、インビザラインのマウスピースを装着する時間やその理由をわかりやすく解説します。
1日の装着時間は20時間以上
インビザラインのマウスピースであるアライナーは、1日20時間以上装着する必要があります。20時間というと、1日のほとんどなので、不安に感じる方もいらっしゃいますよね。実際、食事や歯磨き以外の時は、マウスピースを装着する生活となりますが、すぐに慣れますのでご安心ください。インビザラインのアライナーは、違和感や異物感が極めて少ないので、装着感も良好です。
装着時間を守らないとどうなる?
インビザラインでは、マウスピースの装着時間を守らないと治療計画に乱れが生じます。治療が遅れる程度ならまだ良いのですが、治療計画そのものが破綻してしまうこともあり得ます。そうならないためにも、インビザラインの1日の装着時間は厳守するようにしましょう。ちなみに、1日20時間以上の装着が必須となっていますが、あくまでそれは最低ラインです。できれば21時間、22時間と最低ラインよりも長い時間装着するよう努めましょう。
ワイヤー矯正の装着は24時間?
インビザラインの1日の装着時間を長いと感じる方も多いですが、ワイヤー矯正の場合は24時間の装着が義務付けられています。しかも、自分の意思で取り外すことができないため、インビザラインほど快適に矯正をすることができないのです。そういう意味でもインビザラインは、非常に優れた矯正法といえます。
まとめ
このように、インビザラインのマウスピースは1日20時間以上装着する必要があります。マウスピースの着脱は患者さまご自身に行っていただくため、装着時間についてはしっかり管理できるようにしましょう。